1991年夏、街の中心から少し離れた、緑がいっぱいの長い坂道のたもとに店を開きました。
14年目に今の場所に移転して、今年で20年。20年が短いか長いか。たかが20年、されど20年。
人でいうとやっと成人、老舗というには程遠く、30年50年100年・・・続く店とはいかに・・・。
しかし、時代の流れは確実に変わってきています。
開店した頃には、携帯もパソコンも普及していなかったのですから。
今では考えられないですが、20年前はそうだったのです。
まだアナログな世界を楽しんでいた時代です。
そう思うと、これから20年後がどうなっているのか?
こんな場所に店出して・・・とか、こんな店今出して・・・とか、当然のように批判の声も浴びながら、当時は若気の至りと怖いもの知らずで夢と信念を持って続けていました。
でも面白いことに、モノこそ増えましたが置いているモノの中に、20年前から変わらないモノも多く、年代や世代は変わっても、定番のモノも売れ続けています。
考えさせられます。
一見、こんなにデジタルな時代に変わってもアナログの魅力も、ちゃんと健在なのです。
便利な世の中になりましたが、うん?これはいいのか・・・?
と自問自答することを続けたいと思うのです。
今年は20周年、ここまで続けてこられたことへの感謝を込めて、たくさんのイベントを行っています。
そして、東日本大震災と原発事故という大きな災害を前にして続ける意味を自問しています。
どう続けていくのかを。
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