2014年7月でB・B・B POTTERSは23周年になりました。2011年の20周年からの3年間、色んなことがありました。
2011…20周年、東日本大震災、、、
2012…21周年、アメリカ大陸横断の旅
2013…22周年、ドイツ、バウハウスの旅・WEEKS25周年
2014…23周年、姉妹店BBB&オープン
震災後は、自分たちがなにが出来るかを追求してきた3年間でした。
原点を忘れずに自分たちができること、やりたいことを続けつつ、時代に沿った考え方を模索しながら、歩みを止めないように少しずつ前に進んできました。
そして、自分が信じてやっていることを確認するための”ルーツを訪ねる旅”に出ました。
1970年代アメリカ文化に刺激され最初に洋風文化に憧れたアメリカ…
1980年代デザインに目覚め、ヨーロッパのプロダクトに惹かれたドイツ…
なぜそこだったのか、そして今はどうなのか、を自分で確かめる旅に出かけました。
全く印象の違う国でしたが、自分にはどちらも興味深く、充実の旅でした。
情報で得た知識と実際に得た体験に、納得したり、違和感を感じたり。
とにかく、情報に頼らず自分の感性に任せてみようという旅にしました。
アメリカは夏のテキサスを拠点に、内陸を車と飛行機で移動し西海岸のロスアンゼルス、サンフランシスコへ。
その後、カナダのナイアガラ経由でニューヨークへと。
最初に着いたテキサス州は日本の国土のほぼ2倍で、そこからひたすら車で州を渡り走る、、、
ずっと行きたいと思っていたところを含めて、色んな土地のアメリカを実感できた旅でした。
ドイツは打って変わって、冬のフランクフルトの展示会後、列車で雪のベルリンへ。
モノクロと直線の世界の中に独特な色が映える。
気になるモノや好きなモノが大抵ドイツのものということが多くて、何故だろうといつも感じていました。
理屈ではなく、建築物・車・モノ・食べ物…やはり好きを納得できた旅でした。
常々店も商品も、何とか風を避け、どこ製という国籍に拘らずに純粋にいいと思うか好きと思うかを基準に選んで23年が経ちました。
正しいかどうか、答えはまだ見つかりませんが、姉妹店BBB&を、原点に戻る意味で隣にオープンして、これから25周年までの2年間を、また大切に積み重ねていきたいと思います。